トヨタ ディスプレイオーディオで大容量メモリの利用
シエンタのディスプレイオーディオでUSBポートにメモリを挿していろいろ再生したく、仕様を調べてみたところ、「FAT 16/32」「~32GB」と記載されてます。
32GBじゃ物足りないなと思ってもっと大容量のものを使えないか試してみました。
使ったのは256GBのmicroSDカードと300円くらいのカードリーダー。(microSDが1枚だけ、他には差し込めないカードリーダーです)
結果、FAT32でフォーマットすれば32GBより大きくてもちゃんと認識するようです。
ただし、WindowsのOSの機能で32GBより容量の大きなものをフォーマットしようとするとFAT32は選べずexFATになってしまいます。
そこでFAT32でフォーマットできるツールを使ってフォーマットしました。
今回は「I-O DATA ハードディスクフォーマッタ」を利用しています。
今回試したのは256GBですが、FAT32の仕様からすると2TBまでいけるんでしょうかね。
ThinkBook 14 Gen3を買った話(動作確認編)
購入編ではThinkBook本体とメモリ、SSDをそれぞれ入手しました。
メモリ、SSDの増設・交換の方法は検索すると記事がいくつか出てくるので参考にさせてもらいながら進めます。
底面カバーのツメを外すのに少し苦労しました。プラスチックのヘラを隙間に差し込み、本体側の枠を少し外側に押すとツメが外しやすかったです。
メモリスロットの金属カバーも粘着テープで貼り付いているため外すのに少し苦労しました。メモリスロットの差込口がある側から外していくと進めやすかったかと思います。
あとはSSDを搭載し、標準装備のHDDはひとまず外しました。
これで総額6万4000円で以下構成になりました。
CPU:Ryzen5 5600U
メモリ:DDR4-3200 16GB
ストレージ:NVMe SSD 500GB
早速、Windows 11をインストールし、ベンチマークを回してみます。
PASSMARK 10.2を使ってみました。
手元にある ThinkPad X1 carbon 6th(Core i5 8250U、メモリ8GB、NVMe SSD 256GB)と比較してみます。
左が今回購入したThinkBook、右が元々手元にあるThinkPadです。
ベンチマーク上はThinkBook速そうです。が、普段そんない重たい作業はしないので、ちょっと使った感じではThinkPadと違いは感じとれず。どちらも快適です(笑
いずれ、少し重たい作業をしたときに違いを実感できることを期待して。。。
あと、気になるポイントとしては、液晶の発色と若干特殊なキーボードレイアウトでしょうか。
ThinkBookの標準の液晶は色が少し黄色味がかっていて、コントラストが低く感じました。
(個人的には写真で見るより差は大きく感じました。)
そこで、「AMD Radeon Software」の設定で色温度を少しあげてみます。
「ディスプレイ」メニュー内の「カスタム カラー」をオンにし、
色温度を6500Kから8000Kにすると少し違和感が緩和したような気がします。
キーボードは何ヶ所か特殊なところがありますが、購入前からEnterキーとBackspaceキーの肩身が少し狭いのが気になっていて、使いづらそうだなと思っていましたが、今この文章を入力していて思っていたような使いづらさはありませんでした。
あと添付のACアダプターは少し大きくて取り回しが悪そうです。
元々手元にあるものを使うので個人的には関係ないですが。
左が添付のアダプタ、右が元々手元にあるものでどちらも65Wです。
最後に、ThinkPad X1 carbonと比較すると、やはり少し分厚くて重いですね。
しかし家から持ち出さないですし、コスパで考えれば大満足の1台となりました。
ThinkBook 14 Gen3を買った話(購入編)
もともと保有していたパソコンは以下の3台でした。
FMV LIFEBOOK AH700/5B(2010年)
ThinkPad X1 carbon 5th(2017年)
ThinkPad X1 carbon 6th(2018年)
そろそろ2010年のFMVを交換しようとパソコンを探してみる。
条件としては
・価格は6万円前後で買えればいいな
・14~15.6インチ
・Ryzen(できればZen3で処理能力の高いやつ)
・メモリ16GB
・ストレージはNVMeのSSD
・USB PDで充電も可能なType-Cポート2つ
(手持ちのUSB PD充電器1つでいろいろ充電できるように)
(充電しつつType-C機器を接続できるように)
・メモリやストレージの増設・交換が可能
探してみると、Type-Cが2ポートある安価なパソコンってなかなかないんですよね。。。
もうこの条件だけで希望の価格帯はもうThinkBook 1択でした。
価格コム限定モデルで納期は長めですね。
検討していたタイミングは最短2か月以上で出荷予定となっていました。
6万円でおつりのくるパフォーマンスモデル(5500U)と
7万円弱のパフォーマンスモデル2(5600U)で悩みました。
5500UはZen2、5600UはZen3。
メモリは8GBですが自分で増設しようと。
パフォーマンスモデル2はたまに6万5000円弱に値下がりします。
どうせなら新しい世代のものにしようと値下がりしたタイミングで
5600Uのパフォーマンスモデル2を購入することにしました。
そしてカートに入れてポチポチしていく。
価格コムモデルは全くカスタマイズできないのだと思っていましたが、
パフォーマンスモデル2はストレージがカスタマイズできました。
試しにSSDを外してみると。。。
自動でHDDが選択されますが、なんと5万2800円になりました。
感激。
この差額で自分でメモリとSSDを増設・交換することにしました。
■追記■ー-----------
改めてカートに入れてカスタマイズを試みてみましたが
SSDを外すことができなくなっていました。
設定が変わってしまったのでしょうか。残念です。
となると、標準構成に別途メモリ8GB足して6万9000円か。。
ストレージももう少し欲しいけど7万は超えたくないな。。。
追加で身内にもう一台と思っていたけどちょっと考えてしまう。
2台買っておけばよかったな(笑
ー-----------ー---
メモリとSSDも購入していきます。
メモリは本体オンボードメモリの規格に合わせてCrucialのDDR4 3200 SO-DIMM 8GBにしました。
SSDはどれにしようかちょっと悩みましたが大きなデータの書き込みはしないので、DRAMキャッシュレスのWestern Digital WD Blue SN570 500GBにしました。
さて、肝心のThnikBookですが、購入したのが1月28日。
購入手続き直後は着荷予定日が2月15日。
あれ。案外早いじゃん!と喜んだものの、そんなにスムーズに事が運ぶわけもなく着荷予定日はじゃんじゃん延びていきます。
2月15日→2月22日→3月2日→3月9日。。。
あー。やっぱり2か月以上かかるのねと思っていたらここからどんでん返し。
3月9日→3月2日→2月25日と最終的には注文してからジャスト4週間で着荷しました。
最終的なメモリ・SSDを含めた購入価格は6万4000円となりました。
ここまで購入編でした。
Nexus 5X (bullhead) に Android11 を導入してみる
カスタムROMで遊ぶためにNexus 5xを入手したのが2019年8月。
その後いろいろ試してここ1年ほどはPixel ExperienceのAndroid10に落ち着いてました。
Pixel ExperienceでAndroid11のROMが出ないかなーとゆるーく期待して待ってましたが、10月のAndroid10の更新を最後にメンテナンスが終わってしまったようで。
Android11のROMないかなーと探してみたところAndroid Filehostにあるじゃないですか。
Pixel-OS-11-bullhead-1.3-M101-20210110.zip をダウンロードして入れてみました。
あと、Gappsが入っていないのでGappsも。
まだ入れて半日くらいですが、強制終了するような大きな不具合はなく安定して動いています。
いまのところ気になった点としてはナビゲーションバーのタスクのボタンが効かないことくらいでしょうか。
家の中のサブ端末としてしばらく使ってみようと思います。
Raspberry Pi 4を動画再生機(mp4プレーヤー)にした話
車載の動画再生機としてRaspberry Pi 4をmp4プレーヤーに仕立ててみたので内容をメモしておく。
【やりたいこと】
・起動すると特定フォルダ内のmp4ファイルを自動的に全画面でランダムに再生する
・OS用microSDとmp4ファイル格納用microSDは分ける
・再生はハードウェアアクセラレーションを利用する
・リモコンで再生ファイルのスキップ等を行える
・物理ボタンを追加してボタン1つでシャットダウンが行える
【構成】
選択したOS:Raspberry Pi OS (32-bit) with desktop(May 2020)
再生アプリ:プリインストールされたomxplayer
リモコン:
電源ボタン:
microSDリーダー:
OS用のmicroSDとは別のmicroSDにmp4ファイルを保存し、USBポートに接続して再生させる。
mp4用microSDはFAT32とすることでPCでの再生ファイルメンテナンスがしやすくなる。
リモコンはレシーバーをUSBポートに接続するだけで使える2.4FHzワイヤレスタイプのものを選んだ。
上下左右と戻るのボタンしか機能しないが再生ファイルのスキップができればよいのでこれで満足。
上:600秒送り、下:600秒戻し、左:30秒戻し、右:30秒送り
戻る:終了(今回の仕様だと実質再生ファイルのスキップ)
OSはRaspberry Pi OS (32-bit) Liteに追加でomxplayerをインストールでも良かったかもしれない。
KODI(LibreELEC)でもいろいろ試したが、”起動時に自動再生”が実現できなかった。
■初期設定
以下を参考に必要なものを設定する。
https://jyn.jp/raspbian-setup/
■CUIでの起動に変更
sudo raspi-config
→ 3 Boot Options
→ B1 Desktop / CLI
■CUIでの自動ログイン設定
sudo nano /etc/systemd/system/getty.target.wants/getty@tty1.service
ファイル内に以下を追記する。
ExecStart=-/sbin/agetty --autologin pi --noclear %I $TERM
■SDカード自動マウント設定
sudo mkdir /mnt/sd1
sudo nano /etc/fstab
ファイル内に以下を追記する。
/dev/sda1 /mnt/sd1 vfat user,auto,iocharset=utf8,noatime,flush 0 0
■mp4自動再生スクリプトの作成
nano ~/playmp4.py
ファイル内に以下を記入する。
# conding: utf-8
import os, sys
import random
media_pass = "/mnt/sd1/"
files = os.listdir(media_pass)
random.shuffle(files)
for file in files:
base, ext = os.path.splitext(file)
if ext == '.mp4':
cmd = "omxplayer -o both " + media_pass + "'" + file + "'"
result = os.popen(cmd).readline().strip()
■mp4自動再生スクリプトの自動実行設定
nano ~/.profile
ファイル内に以下を追記する。
clear
python ~/playmp4.py
■シャットダウンボタン追加
シャットダウンのボタン1つしか使わないので、不要なものは割いて剥がす。
以下を参考にGPIO3とGNDに接続する。
https://www.raspberrypi.org/documentation/usage/gpio/
■シャットダウンボタンの有効化
nano /boot/config.txt
ファイル内に以下を追記する。
dtoverlay=gpio-shutdown,gpio_pin=3
Win10 Home 1909をローカルアカウントでセットアップしようと思って苦戦した話
1903までもちょくちょくWin10 Homeをローカルアカウントでセットアップしてきた。
今回初めてWin10 Homeの1909をセットアップしてみて、苦戦したので対応をメモしておく。
ローカルアカウントでセットアップしたい場合に、Win10 Home 1909は初期セットアップウィザード(OOBE)の段階でインターネット回線に接続してしまうとローカルアカウントを作成するウィザードが出ない。。。
MSアカウント作成のウィザードしか出ない。。。
ちょっとネットで検索してみるとWin10 Home 1909はオフライン環境でないとローカルアカウントでセットアップできないようで。
Wi-Fiに接続する際に「自動的に接続」をチェックしてしまったら再起動してもネットワーク接続のウィザードは表示されず自動的に接続されてしまう。。。
Wi-FiをOFFにできるハードスイッチとかホットキーみたいなのがあればなんとかなるのかもしれないが、そんなものもないPCだった。。。
アクセスポイントの電源を落とすことができればいいのかもしれないが簡単にOFFにできない環境。。。
Wi-Fiの圏外にと思ってちょっと移動して再起動しても状況は変わらなかった。。。(移動距離が足らなかった!?)
で、どう対処したかというとOOBEの状態でコマンドプロンプトを起動して、コマンドでWi-Fiを切断、再起動という流れで解決。
OOBEのウィザード中に「Shift + F10」でコマンドプロンプトを起動する。
「netsh wlan delete profile name="SSID"」でWi-Fi接続を切断する。(SSIDは接続しているWi-Fiの実際のSSIDを入力)
「shutdown -r -t 0」で再起動する。
あとはオフライン環境で改めてセットアップしなおせばOK。
いや、なんでOOBEの段階でWi-Fi接続しちゃったんだろ。。。